2013年12月11日水曜日

たけのこ姫

かぐや姫を観ました。

南こうせつではなくて高畑勲の方です。


わかってるって…




内容については、基本的に原作に忠実で、でもやっぱり映画なので各部のディテールを掘り下げて、と言うものなのは言うまでもありません。

勢いそのディテールについて言及してしまうとネタバレなので、しません。

じゃあ何書くんだよと言えば、テーマ性ですよね。しかもごく大きいの。まあ基本チラ裏感想文なので、こいつはこうやって観たんだな〜って流してください。

やはりパクさんは昭和の人なんだろうと思います。そしてついでに自然を愛する、人間の可能性を信じる人なんだと。この辺はね、前回にも書いた『風の帰る場所』を読んで「やっぱなぁ~」と思ったというのもありますけど。

宮崎御大は人間は業を背負ったままそれでも行くしかねえんだよ、現実を卑下してみたってしょうがねえんだよ!みたいな感じですけど、パクさんはもうその現実そのものの美しさに気づこうぜ、という。
いや、勿論醜さ・愚かさ・滑稽さも描いてるんですけど、やはり今回は「足下もっかい見てみない?」って問いかけが強い気がします。

やっぱりね、人間を見る眼差しは労働者階級(と言うか時代背景的にも″被支配階級″と言うしかないんですが)のものです。もっと言えば、特に子どもへの視線はいわさきちひろ的と言いますか、影響受けてない訳がないですからお互いそこで「うん、うん」って言うw

で、今自分たちのすぐ周りにある美しいものを見失って「理想社会」みたいなものばかり追い求めても、自分たちが完璧でない以上完璧な世の中なんてやっぱり冷酷なもんだよ、無駄なんてないんだからさ、みたいな。

それに、その『無駄なもの』こそが『しあわせ』なんじゃねえのって言う、セリフも終盤のあちこちにありますし。でもまあこんな事は原作そのものの解釈の範疇でしかないんですが。



だけど、パクさんはそんな自己啓発セミナーみたいな結論で終わらせる人じゃないと思うんですよね。

その引っかかる理由は、彼の思想性の問題も勿論なんですが、姫が地球に来た理由、というところなんですよね。


途中、大きな転換点で(いやもうこれ書いたらみんな大体ストーリー知ってるしわかるだろうよ、って思っちゃいますけど)それについての言及がありますが、いまいちよく分かんなかった。文明社会への警鐘、とかそんな使い古されてきたエコだとか胡散臭いロハスだとかみたいな話だけじゃないと思いたい。

手塚治虫が関係あるんじゃないかとか思ったりもするんですが、はっきり思い出せないので掘り下げられないのです。

なので、これを掘り下げるためにもう一度観に行きたいです。

2013年12月7日土曜日

やりたいこと、と言うか



最近ね、「こんな風に描きたい!」というのが見えるんです。


いや、今までも無かったわけじゃないんですけどね、ビジョンが"誰かの"ものだっったのかもしれないって。

誰が言ってたんだっけ、「描こうと思えばかけなくもないけど…」という絵は、結局のところ無理をしている、つまり「不自然」だから良くないんですって。

でもよく考えればそうだよね、例えば誰かの絵みたいなタッチ、と言うのはつまり持っているビジョンが自分のものではないのだから、気に入らなくて当たり前。まあ、それが最終目標なら練習するしかないんですけど、きっと途中で嫌になっちゃうんじゃないだろうか。

で、どっかで″自分の絵″になっていくんじゃないですかね。コピーバンドからはじめてオリジナル的になっていくのと一緒ですね。
多分ね。


で、"誰かのビジョン"でないイメージができるし、出来上がってなんか納得できるものって、やっぱりマンガ絵が原点だなぁと思います。
あ、なんだか魔女宅のウルスラエピソードを思い出しますね…余計漫画なんだなぁって思いますねw




とりあえずとてもマンガ的な小品を幾つか描いています。ちょっとしたシリーズにしたいと思って。

それと同時並行で、15号のキャンバスも描き始めました。こちらも、原点は一緒そして完成ビジョンが結構はっきりしてます。

どちらもなかなか進みませんが、なんとか完成させて行きたいです。これ越えたら、何か見えるんじゃないかと。

たくさん描いて、HPやSNSのポートフォリオページを埋め尽くしたいですね。あとどっかで見せびらかしたいです(笑)個展をやるのはハードルが高いので、イベントに出たりすればいいのかな。
なんしろ行動だよね行動ね!





話変わりますが、現在後悔してることとして「人の絵の模写」をあまりしてこなかったってのがあります。真似はしてるのにw

それに加えて、小さい頃「ぬりえ」というものをやった覚えがちっともないんですね。それがこの色彩感覚の欠如として今の今まで尾を引いている気がします。お子さんにはやらせといた方がいいですよ(笑)

2013年11月26日火曜日

衝動買いした話題の本について

文庫化された『風の帰る場所』を読んでいます。



風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡 (文春ジブリ文庫)


『紅の豚』のところ("豚が人間に戻るまで 1992年7月インタビュー"[77頁〜])で、90年代やその先を予言するようなことを宮崎御大は言っているわけです。で、その区切りが『おもひでぽろぽろ』だったということで、その辺の流れの中で、何故自分が『魔女の宅急便』が大好きなのかというのが見えてしまって、なんだかすごく泣けました。

急にそんな事言われても、と皆さんおっしゃるでしょうが、まぁ全部書くといい加減長くて回りくどくてこっちが嫌になってしまいますので、書きません。まぁ、私は所謂"ロスト・ジェネレーション"だということ、あと夢見がちでかつ「反射で生きてた」(タモリ)系少年だった、ということだけ申し沿えておきます。…80年代のバカヤロー!!




そう言えば、魔女の宅急便って、それまでのジブリ作品で一番興行成績良かったんですね。てことは、おんなじようなこと思う大人が多かったのかも知れません。

それと、実写化された映画が公開されますが、予告編でちょっと萎えたのはみなさんと一緒です、多分。

2013年11月9日土曜日

ラフを公開してみました



G.G.G.のラフ関係を、facebookのアルバムに晒しました。

今回の図案、はじめはボスお得意のスチームパンク的SFという予定だったので、世界観をつくるために色々ラフを描いたんですよ。

あわよくば、衣装作成のイメージの助けにもなればいいかなぁとかも考えておりました。


最終的に現代劇っぽくなったので衣装はアレでしたが(笑)、楽しかったですよ。

実を言うとスチームパンクはディテールが多くて描くのが大変だったりするので苦手な部分もあるんですけど(笑)、あのフェティッシュなパーツのイメージ自体は大好きで。敬遠してた分、改めて資料を集めたりかなり勉強にもなりました。

そしてSFといえば60年代SF映画ですよね(ホントかよ)。
あのショボいのに未来っぽい、レトロフューチャーなデザインは、家具だとかいろんなデザインで今も支持され続けるだけ合って、非常に魅力的です。

そしてこの2つをまじゃりんこ(死語)しようという野望を抱いて研究を行ったんですが、結果は…(察し



ともあれ、副産物はいくらかできたので、これを今後なにかに活かせればなぁと思いつつ、一部を公開してみました。

画像は3枚だけですが、コメントもつけてありますので是非ご覧ください。



最近は、じっくり制作することを重視してやっています。なかなか時間も無いですが、どこかでなにか、お見せ出来るように頑張りたいと思います。

さしあたっては四コマ漫画か…

2013年10月27日日曜日

松本フルヘッヘンド

まつもと演劇祭、行って来ましたよ。

今年は、1日目が金曜、2日目は土曜なんだけど午後から職場の勉強会からの飲み会、という流れで行けず、最終日の参加となっちまいました。


まずは我らがシアターTRIBEの「G.G.G」、そしてシアタープロジェクト・サザンクロスの「カラマーゾフの父」。どちらも内容の濃いお芝居でした。

笑いどころもあり、観衆に「考えさせる」場面あり。狭い"小屋"での場面転換、ともすれば席の間をも使い会場を一体に使う空気。やっぱりライブはいいですね!

色々難しいことはわかりませんが(笑)楽しませて頂きました。昨年観た経帷子さんや演劇裁縫ミシンさんなんかも観たかったんですが、子ども一名同伴だったことや時間のこともあり、無理のないスケジュールを選択して二公演のみということになりました。Twitterで相互フォローさせていただいている草間(  )さんの芝居を観たい、という思いもありましたし。
(実際、観れてよかったです。存在感とユーモアのある芝居でした)


ともあれ、演劇祭参加劇団の皆さん、運営の方々、お疲れ様でした。ホントにちょっとだけの関わり、末席を汚させていただいて、というやつですが関係者となれてよかったなと思う次第です。Facebookにも書きましたが、地方でこんなイカスお祭りやってるてのがまず素晴らしいし、コンテンツ的にもとてもいいと思います。なんせ、ライブの価値ってのが世間に見直されてますからね!今後ももっともっと盛り上げていけるよう、一緒にやらせていただきたいものです。


最後になりますが、一緒に観劇したお客さんやチラシを貼っていただいた商店の皆さん含め、関わった方すべて、そして松本の皆さんに感謝!

取り急ぎ、ご報告まで!спасибо!

2013年10月7日月曜日

まつもと演劇祭が始まりますよ!

今年も『まつもと演劇祭』が開催されます。


第18回まつもと演劇祭


演劇を『はしご』しよう!


例によって私ベン富井は”シアターTRIBE”さんの公演チラシイラストを描かせていただきました。今回のタイトルは『G.G.G』。



詳しくはバナークリックで劇団サイトへ…なんですが、とにかく毎回安定して面白い。稽古とか見てるわけではないんですが、今回も自信を持ってオススメいたします!

しかも今回は座長お得意のSFものです。凝った衣装も見どころですし、これは行かねば!



という訳で自分が直接関わっているTRIBEさんはまず真っ先に観て欲しいんですが、何しろこの演劇祭というイベント、冒頭にもある通り「演劇のはしご」なんです。

ぶっちゃけ普段あまり演劇というものに触れる機会がないですよね、特にこんな田舎に住んでますとね。そんななかで、7つもの劇団の公演を立て続けに目撃できるという、むちゃくちゃお得なイベントなんですね。

私自身、昨年初参加し複数の公演を観させていただいて、なんと面白いんだろうと。やはり演劇は生もの、ライヴですから。そういった面白さは確実にあります。ぜひこれを機会にみなさんもこのお祭りを体験して頂きたいと思います。なんてったって、地方都市でこんなことしてるってのがいいじゃないですか!世界は8割以上田舎で出来てるんじゃい、その田舎を面白くしなくてど~すんの!という心意気であります。



いや、ちょっと熱くなりましたが(笑)、ぜひぜひよろしくお願いいたします!

2013年10月5日土曜日

芸術の秋っぽいアレ


先月末、両親を連れて京都に旅行に行って来ました。

色々まわった中で、大山崎町の『大山崎山荘美術館』へ行きました。なにしろあそこは建築がすごくて、所蔵品よりもそっちばかり見てた気がします。


それはそれとして、大山崎山荘にポスターが貼ってあったので、急遽帰りに大津市の滋賀県立近代美術館にも行って来ました。リキテンスタインとかウォーホルをはじめ、ポップアート以降のアメリカ美術がけっこうたくさんあるんですね。あまり難しいことはわかんないんですが、その辺の作品の下世話なイメージの利用やアナーキーな雰囲気は好きなんで、ニヤニヤしながら見させて頂きました。

また広大な敷地は公園としても市民の憩いの場になっているようで、いいなぁ〜という感じでしたね。高速道路からもあまり遠くないので、東から近畿地方に旅行される方はちょっと足を延ばして寄ってみるのもいいんじゃないでしょうか。

写真左上は、訪れる少し前まで開催されていた企画展のカタログなのかな?半額になっていたので買ってきました。ちょっとコムズカシイ解説がありますので、今後酒でも引っ掛けながら読もうと思っております。




関係ありませんが、右側はらくがきというかアイデアスケッチというか…色々考えますね。どうも平日仕事した後だと、体力が保たずに制作って出来ないんです。でも見ての通り、最近下描きってものをあまりしないんですよね。しなくても良くなったというか。だったらもっとアイデアを描きつけときゃあいいのにねぇ…いや、そうしたいと思います…明日から本気…グギギ…


ていうか、未完成の放置絵がわりとあるんだよね!それも消化したいんですけどね~。

2013年9月22日日曜日

二次創作と真似っことリスペクトのこじれたヤツ

二次創作です。


一部で相当流行っております『艦これ』より「島風」を描きました。




いや、まぁたこんなもん描いて、お前さん左翼だろう?とか言われそうですが、わりとミリオタ気質がありまして…




うん…まぁいいじゃないですか、らくがきですからねw


とにかく、アナログがだいぶ好き勝手描けるようになってきた気がして嬉しんですよねww

それより支持体をもっとちゃんとしたのに描けよ、って感じですね。


(製作期間:1日[4~5時間半くらい])

2013年9月15日日曜日

彼方より


別の作品(未完成)を描いてる時の余った絵具で、過去の没絵イラストボードを潰しておいたやつがありました。

たまたま3色で塗り分けられており、「これでなんか描けねーかな、勿体無いわ…」と絵の具を乗せてみたらこうなった、というワケや…(クッチャクッチャ



ラヴクラフトの作品が好きで、その辺からのインスピレーションをもらっていると思います。

が、同名の作品とは関係ありません。


同様に他の漫画や映画作品からのインスピレーションも入ってるんだと思います。

創作ってそういうもんですからね。

2013年8月31日土曜日

嵐が去って


8月24日に南箕輪村で行われた『大芝まつり』。

そこに、「さよなら原発上伊那の会」もブースを出して参加しました。

その看板を盆前に突如「描いて!」と言われ(笑)、盆明け規制から戻った直後に勢い一発で描き上げたのがコイツ(画像)です。
都合2日計3時間、支持体は補強したダンボールという代物でしたが、会場を訪れた子どもたちには好評だったそうで、それなりに客寄せパンダの役割は果たせたかな、と思います。


実は盆入りまで制作に明け暮れていまして。正直もうイヤんなっちゃった感はあります(笑)。身体的にも結構へとへとで仕事もキツかったです。

とは言え、盆入り前最後の作品を寄稿した同人誌は、開けてびっくり、かなりいい感じですよ!そろそろ現物が届くので、別の記事で紹介したいと思っております(関係者の皆さんにはありがとうございました)。


それに、絵を書くことがイヤになったということは全然ありません。むしろ自分に出来て、人に貢献できることはなんだろうということをたくさん考えさせていただいた感が強いです。

これまでの作品を否定する気は全くありませんが、また違った視点・スタンスで制作に臨めるんじゃないか、もう少しはっきりするというか、分かりやすく伝えられるんじゃないかと思っています。いずれにしても努力次第ですが。


なんとかもう少しコンスタントに作品を出したいですね。

2013年8月12日月曜日

風立ちぬ


http://kazetachinu.jp/


とにかくすごい映画でした。いろんな意味で。

いろんな人が論評してますから、もうわざわざそんなことする必要ないと思いますんで、全校芸術鑑賞会の感想文みたいな感じで。


まず真っ先に思ったことは、やっぱり「文学」ってことじゃないでしょうか。そうでなければ美術作品。アンデパンダン展とかに出てるような。

すごく淡々と、極めて美しく描く、それが骨格。パンフにも覚書が載ってましたね。
印象的だったのは、二郎がとにかく力を尽くして飛行機の開発をしたこと。全力で夢を追いかけたこと。これはとにかくキラキラと輝くくらいに描かれている。
でも、ついにその夢を果たしたこと。これについて全然肯定的に描かれてないんです。

元々、歴史を紐解けばその行く先が何だったのか、どうなったのかははじめからわかり切ってます。だからなのかな、飛行機の名前も、何もかもちっとも出てこない。どうなったか、何があったのかを文脈として踏まえた上で「説明しない」。考えさせる。

そのことで、歴史や時代より「人」あるいはその人生に焦点を当てています。

もしかすると、かつてちょっとお説教臭くなってしまい消化不良に終わったもののけ姫のリベンジなのかも知れませんね。



それと(人によっては全然気にもしないと思いますが個人的には)さらっと描かれるわりに象徴的に映ったのは

「男は仕事してこそ、だ」

とか

「俺達はただいい飛行機を作るだけ」

とかいう周囲の人の言葉。勿論先に触れた二郎の仕事、成果の描き方もですけど。否定してるわけじゃないんですけど、その結果どうなったっけ?って、事ある毎観客に問いかけてる気がします。

それは宮崎駿という人の思想、世界観ですよね。人によって評価が全然分かれるのは、これを受け入れるかそうでないか、ていうことなんでしょうか。
とすれば、誰かが論評した「私小説」という見方を、その意味でまったく、完全に支持します。



さて、感想文の割りには長くなりましたが(笑)、よく「子供向けではない」という意見を聞きます。

まあトトロみたいな解決感胸いっぱいのエンターテイメントではないから分かるんですが、これを子どもたちと見に行けるなら、全然行っていいんじゃないですかね。

あまり幼い子を連れてったらかわいそうかもだけど、小学校高学年以上なら(多少退屈に思うかもしれませんが)むしろ一度観て、歴史をちょっと勉強してみて、また少し大きくなってからもう一度観る、という体験でそのたびに違う何かを感じられる作品なんじゃないでしょうか。
あの圧倒的な美しさの映像が、その条件を充分過ぎるほど充分に満たしてしまっていると思います。映像の印象が強ければ強いほど、理解不能だからこそ「もう一度見てみたい」「どんな内容なのか確かめてみたい」と思わせてくれるんじゃないでしょうか(我々世代にとってはナウシカが限りなくそれに近かった気がします)。



正直、おっさんももう一回観たいです。菜穂子さんで爆死したいです。美しすぎてもう。


おっさんからは以上です。

2013年7月20日土曜日

いよいよ


選挙ですよ。

最近マジで忙しくて体調もすぐれず、ほぼ何もできていません。

でもその体調をくずすきっかけとなった初っ端の制作は、選挙向けマンガでした!w

いよいよこんな時期になって紹介してないのをはたと思い出したっつうわけです。


ということで晒しておきます。

とりあえずトップは、昨日の脱原発アピール行動でマイク渡されちゃって喋った内容が被るので。


全体は、こちら↓


職員向け機関紙『長野県民医連』第273号1,4面(PDF)


※勿論、右端のマンガです。

記事もこちら(→ 長野県民医連の機関紙ページ )で読めます。



本当は現物もいくらか貰ったんですけどね。バラ売りはしてないって言うから、暑中見舞いと一緒に出そうと思って。

でも"ずく"がなくてできませんでした。もったいないのうあんちゃん、グスン。



ともあれ今回(いや、本来は毎回そうなんだけど)の選挙はとても大事です。選挙にぜひ行きましょう!

2013年7月8日月曜日

猛暑硬爬山


昨日今日とめっちゃくちゃ暑かったです。あらやだ奥さんききました1000年に一度ですってよやーねもう。そう言えば千年女王ってどんな話だったかしら?勿論今も暑いですね。


同人誌用に描いてはみたものの没にしたのを。多少は涼しそうかなと…いや、水滴もないしダメかw



サイトの方をまったく更新できてませんね…ここ数ヶ月で描かせていただいたものとかあるので、近々更新したいと思います。

もっとよいものを作れるようがんばろう…

2013年6月30日日曜日

とてもだいじなことを

(拾った画像の模写です)


「かたまり」ですよね要は。

線のことばかり考えていました。

アングルはあんまり好きじゃないのに。

セザンヌを蔑ろにしてきた報いかもしれません。おおセザンヌ!

(それスザンナや!)




これもちがいます

2013年6月26日水曜日

三つ子のSOUL

(旧支配者さんを作ろうとしたんです本当です信じてください)


ふと思い出したら、大学の時彫刻研究室だったんです。

いやね、子どもに粘土買ってきてやって、一緒に『手ずくな』してたんですけど。そこでちょっと思い出しまして。


色々考えても結局写実から逃れることはできないのかなぁと。

最近思ってたところなんですけど、なんか謎が解けたみたい。



(基礎の基礎しかやってないですけどね(´・ω・`))

2013年6月24日月曜日

今更ながら鑑賞しました。


新海誠作品最大の売りの美術はもうバッチリ。

更に『秒速五センチメートル』のリア充臭さというか、学生時代非モテだったおっさんや現在進行形でモテない男子学生諸君が胸や喉や頭をかきむしるような恋模様の描写はないので(テーマがそれなのはもうこの人の場合しょうがないw)安心して映像の美しさに没頭できます。



ストーリー部分では、はじめ若干観念的ナー、と思っていたんですが、進むにつれ普通にパラレルワールドを舞台にしたSFとしてすんなり入ってきた感じです。

おそらく舞台設定がマトリックスもびっくりなものだけに展開自体は伏線をきっちり回収しながら起承転結するオーソドックスなものだから、より映像や雰囲気に溺れることができたのでしょう。

つまり、どってことない話です。でもそれがキモなんだよこの人の作品って。

(でもやっぱり中学時代に何かしらコンプレックスを持つ恋愛上の出来事があったんだろなーって勘ぐっちゃうんですけどね)



さて、角度を変えてみると、戦争だ分断だ宇宙だなんだとギミックは出てくるが、世界そのものはごく個人的かつごく物質的に描かれているのが面白い。あまりネタバレになってもいけないのだけど、結局起き変わってしまう外宇宙ってのも「実在している」という点ですべて観念的とは言いがたい。

まぁそれでも『僕の好きなあの子が世界の秘密の鍵を握って苦しんでいるのを知っちゃったので彼女とついでに世界を僕が守っちゃうゾ!』みたいなのはつまりラピュタなんかと同じ構図で、民衆を主導してレーニンになっちゃうアリオンとは違って世界の変え方までごく個人的なのはどうなのかと思わないではないんだけど、この監督の場合もう風景を描くことが目的みたいなとこがあるので登場人物がごく少ないのはもうしょうがねぇのかなと(またか!)w

そこを押さえておけば逆にもうあの落ち着いた雰囲気の映像美に耽溺することができるわけですし、内容的には中高生に夢見させてやるにはいいんじゃないかなとも思います。所謂ジュヴナイルってやつ?

みんな大好き(バルス!)ラピュタだってナウシカだって、世界の変え方じゃなくて単純にあのスリリングな映像スペクタクルを楽しんでいた(いる)のであるから、優れた美術作品を鑑賞するのと同じ目的で子どもたちにも観せてやるべきじゃないか、というのが絵を描く親父としての感想でありました。



ストーリー重視派の罵声はスルーして買っとくかな。

2013年6月20日木曜日

キャンプとかしたいしフェスも即売会も行きたい


(没った絵のひとつ。そのうち完成させたい。)


マンガ描いたり、表紙絵描いたり、マンガ描いたりマンガ描いたりマンガ描いたりしていました。

気づけば連休明けからこっちずっと仕事が多くて、なかなか片付かない状態が続いています。


上の子の部活が始まったこともあるんじゃないかと思いますが、制作の時間を確保するのが難しくなってきた感があります。
これを機にらくがきをアップする頻度をもっと下げて、継続的に作品(集)づくりに取り組んだほうがいいんでしょうか。

思えば、いくら作品を作ったところで人前に出さなきゃ誰も自分が絵を描いてることなんて知ってもらえないわけで、その意味でも転機なのかも知れません。
元々性格的に腰の重いところはあって、やみくもに『はじめる』『やってみる』ことが出来てたのはバンドやってた20代初頭の一時期だけでした…あ〜ダメだダメだ昔に戻りたいなんて思っちゃw

でも経済的にもまだ90年代はましだったよな…とか思っちゃいますよね。一体誰がこんな状況にしたのか…H本、K泉と歴代首相の顔が浮かびますが、今のA倍さんもKさんの部下だったわけでこのままだと先行きより不安だなとか…

すいません選挙も近いので、政治のこともちょっとだけ書いてみました。




あ、すげーどうでもいいんですけど、「O倍」って書くと熊殺しっぽくなりますね。

それは倍Oと書くべきだろJK!と言われそうですけどね。



なんだかなぁ。


※業務連絡:Qさん、写真、動画でもいいのでください。

2013年6月2日日曜日

梅雨に入った途端晴れるのでドリフみたいにずっこけてやりたい


画像は、全然広がらなくて途中で放棄したやつです。折角季節ものだったんだけど…


広がらない、というのが悩みだったんですね。

はっきり言語化できなかったんだけども。


なんとな~くtwitterに投げてみて、こんな感じだなぁと思いましたね。









実家に行って来て、紙とシャーペンくらいしか持って行かなかったんだけど、そしたら「できない」ことが逆に集中させてくれた、というのもありました。最初から大風呂敷広げちゃだめだよということ、時間かけることを恐れちゃいけないってことなのかもしれませんね。


明日からはキツい依頼モノの制作が待っています…

2013年5月30日木曜日

マンガにあこがれて


マンガの描き方についてこれまで悩んできました。

今まできちんとマンガを描くという事をして来なかったせいだろうと思うんだけど、現在進行中のものを含めて何作か描く中で、色々分かってきました。

と言うよりも、むしろ「堂々とマンガ絵描いて良いんだなあ」と思うようになったという方が正確な気がします。

なので、いよいよ『Comic』コーナーを…と思ったんですけど、まんま漫画って言うとまだあまり描いてないし。またニュアンス的にも『MANGA』の方が近いのかなとか。


折角気楽になったのにどうでもいい事で何悩んでんだろ…




(そのうち漫画コーナー追加したいとは思ってますw)

2013年5月8日水曜日

スランプとまでは行かないけども



また放置してしまいホー・チ・ミン。


年度末、年度初め、忙しくてイヤになりますね。書類上の面倒くささってのはどうしてこうアレなんでしょうか。

制作的にも、だんだんと実力がいかに不足しているかというのを感じるようになり、思い悩んでおりました。



たかずやの里チャリティーアート展では一応開催目的に貢献することができ(Gallery参照)ほっと胸を撫で下ろしましたが、まだ描くべきものはありまして。

それがどうしても上がらない。一体いくつラフを描いただろうかという。


技術的(技法的?)な壁というのもあり、色々試していたというのも正直なところです。まぁ一定数を重ねたので、完全に「できる!」とかではないですが、なんとか自分を納得させておける回答は得られているんじゃないかと(よくある”吹っ切れた!”とかいうのは大抵全く吹っ切れてないので、言いません)。


幸いにして、今進めているアナログ作品は特に悩みもせず、気が向いた時に気が向いただけキャンバスに向かえばまぁそれなりに進んでくれる、みたいな感じです。なんかもうね、こういう作品が自分にとっての癒しになってますね(苦笑)。ていうか自分のために描いてるんだからそれがメインでも全然問題ないんですけどねーw

肩肘張らずに、だけどもう少し軽快に、やって行きたいもんだなぁ。



とりあえずやるべきことを進めようと思います。

2013年3月29日金曜日

たかずやの里チャリティアート展

有線やケーブルテレビなどでもお知らせされているんじゃないかと思いますが、伊那市の児童養護施設「たかずやの里」の移転改築支援で開催されているチャリティアート展に出品しました。

「たかずやチャリティアート展 29日から(いなまい・ドットコム)」

会場は「いなっせ(伊那市)」2階展示ギャラリーです。


私は新作3点を含む4点を出品しました。新作でない1点は、Pixivにも投稿している「雑踏」という作品(こちらです)ですが、額装したら色マットがついてまた雰囲気が変わってます。
こんな感じ↓



やはり額装するとかわいいと言いますかw、綺麗になってきたので思わず自宅の玄関にでも飾りたくなっちゃうんですが、やはりイベントの性格上、ご購入いただけたらいいなと思ったり…ちょっと複雑です。

それはともかく、作品をチラッと見てみましたが、私の搬入した時点で他に抽象画は皆無(爆)。ただいなまいの記事にもあるように、作品数が多い!ちなみに、おそらく上伊那地域で一番仕事をこなしてるであろうイラストレーター/漫画家の橋爪まんぷさんも”勿論”出品していました。



伊那市駅前ですので、お近くにいらっしゃる方は是非お立ち寄りください。

開催期間は3/29(金)~4/2(火)。時間は、9:00~18:00(2日のみ16:00まで)です。

2013年3月10日日曜日

「楽園工場」(シアターTRIBE4月公演)



チラシができて参りました。

詳しくは「シアターTRIBEブログ」をご覧いただきたいですが、ともかくチラシイメージは画像の通り。
ね?すごい色でしょ?ww


これは4月末が楽しみです。皆さんスケジュールを空けといてくださいね!

ついでと言ったらアレですが、HPギャラリー”Works”にもアップしておきました。
こちらは文字なしです。文字で隠れた部分まで見たい!という方はよろしくお願いします。

2013年2月23日土曜日

新作チラシ

先日書きましたシアターTRIBEのチラシ絵ですが。


くっそサイケな絵を描いたんです。

自分でもびっくりするくらいw



これは一部分ですけどね。

全体像がどうなってるかは是非『シアターTRIBEブログ』をご確認ください。公演や内容の情報も載ってます!


Twitterでもつぶやきましたが、前回、前々回と観させていただいた公演はとても良かったんです。いや、身内ということを差し引いても良いと思いますよ?演劇はよくわからない人間ですが、その分一般のお客さんに近い意見なんじゃないかということでひとつ!w

4月27-28日、松本市ピカデリーホールです、スケジュール空けといてくださいね!


ロゴ等なしの全体像についても、おいおいHPのギャラリーページに上げていく予定です。

もうしばらくお待ちください。


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そうそう、蛇足ですが、制作用PCを新調しました。とはいっても本作品はアナログメインですがw

それでも漫画描くときなどはだいぶ快適新マシンにお世話になるんじゃないかと。思います。


思います。





以上、宣伝でした!

2013年2月14日木曜日

近況


また放置してしまいましたね。すいません。


言い訳すると、チラシ絵を描いていました。いつもお世話になってるシアターTRIBEの4月公演です。

今回はすごくどぎつい色使いで、気狂い風にしましたw。とは言え実際に印刷されたものを見てみないと、本当のところどうなるかな~という感じではありますが。
なおデータは入稿したそうですので、近いうちにまたステマできると思います、その説はよろしくお願いします。


また、来月末から地域で開催されるチャリティアート展に出品させていただこうと思っています。こちらはアナログですね。

あまり大きくないもので、過去に描いたものと新作を出そうかと画策してます。こちらもまた告知しますんでよろしくです。


で、それはそれとして、年明けくらいから自分のなかでは「まともな作品を作れていないなぁ」という思いが強く、いくつかシリースで作品作りを考えています。これは自力でやろうと決めているので、デジタル。
画像はそのラフです。何だかんだでちっとも進んで行かないんですが、秋あたりのイベントに参戦できるように作品作りをして行きたいなとは考えています。


一方で、職場関係で描いている四コマの作家が一人減りそう、ということで倍のペースで描くことになる可能性が。

最近マンガを意識的にチェックしていて(大した量じゃないですが)、マンガも描きたいな~とは思っていましたけど、人のペースに合わせなと行けないので正直不安(笑) まぁ半分以上楽しみでやらないとね、こういうのは。

それに、そのうち作品数がたまってくればそれこそ『薄い本』にするという手もあるしね。


そんな近況です。
また放置になってしまわないように、なんとかブログも書きたいですね…頑張ろ。

2013年1月10日木曜日

かなり飽きっぽい性格



デジタルでどうやって「なるべく早く」、「飽きずに描くか」ということをとても考えるんです、いつもね。

まぁそれなりに練習も積んで、だんだん色んな方法があることを知ったんで、それを言語化できるレベルまで数こなしてみようかなとは思ってます。

ただね、アナログにしてもデジタルにしても結局はゆっくり進めるほうが性に合ってるのかなとは思います。しょうがないのかなぁ。早く完成させようと思うと集中し過ぎちゃってあまり良い結果を産まないので。

普段からあまり時間を取れないってのもあるんだけどね。



とりあえず、最近はご覧のとおりちょっと感傷的になってる気がしますね。節目を迎えるってのは、当事者よりも周りの方がヤバイもんなんですかね。

それとも年取っただけかなぁ。